安眠

就寝中の女性

睡眠不足の弊害|人生の3分の1を充実させる

投稿日:2018年4月27日 更新日:

「人生3分の1が夜なんて 素敵じゃない?」

昔見たテレビCMの一節です。

人生80年、睡眠時間8時間として約26年。睡眠時間6時間としても20年です。
一生のうちで睡眠に費やす時間はとてつもない長さです。

なぜ眠るのか?

そもそもヒトはなぜ眠るのでしょうか?

ベッド

<睡眠は肉体の疲労回復のため、日中にインプットされた情報を脳が整理、記憶するために必要な時間>といいますが、まだ解明されていないところも多く謎だらけなのだそうです。

かつて、
「ヒトはどれくらい眠らないでいられるのか」という記録に挑んだ学生がいました。

1964年、睡眠研究で有名な大学教授立ち合いのもと、アメリカ サンディエゴの高校生、ランディ・ガードナー君が11日間(264時間)という断眠記録を作っています。

ただし、覚醒し続けた11日間に何も問題が起きなかったわけではありません。妄想、幻覚、記憶障害、言語障害などが生じていたそうです。ちなみに同様の「眠らない」実験はラットを使っても行われています。眠らせてもらえなかったラットたちは例外なく死んでしまいました。理由は著しい免疫力の低下による感染症。

一方ランディ君は11日間眠らなかった後、15時間の睡眠をとり、その後は特に後遺症などもなかったといいます。

マイクロスリープとは?

なぜラットは死に、ランディ君には異常がなかったのか。実際のところは、ランディ君は11日間まったく眠らなかったわけではなく、ごくわずかな時間の睡眠(マイクロスリープ)を散発的にとっていた、という説が現在では有力になっています。

皆さんも経験ありませんか。会議資料を作っているとき、自宅でテレビを見ているときや本を読んでいるとき、フッと意識が遠のくことが。それがマイクロスリープです。この一瞬に脳は休息しているのです。脳が処理する情報の約8割が視覚からの情報だといいますから、ほんの少しの間、ただ目を閉じるだけで視覚情報を遮断し、脳を休めることができるのです。

子犬-2

11日間、264時間という数字には驚かされますが、やはりこの間完全に覚醒していたわけではないということです。「ヒトが眠らなければならない理由」についてはまだまだ分からないこともたくさんありますが、睡眠と病気の関係についての研究はかなり進んでいます。

睡眠と病気と加齢

慢性的な睡眠不足、睡眠の質が低下することで引き起こされるストレス、そのストレスが原因となり血糖値や血圧を上昇させ、心臓疾患のリスクを高めます。他にも不眠と肥満、睡眠障害と精神疾患。睡眠不足がもたらす心身への影響は実にさまざまです。

血圧計

しっかり眠ることで手に入れられるのは心身の健康だけではありません。上質な睡眠は集中力、決断力、創造力を高め、怒りや衝動的な欲求を抑えます。

「年を取ると睡眠時間が短くなる」なんて話を耳にしますが、実はあれもまったくの嘘。確かに高齢になると7時間、8時間といったまとまった睡眠がとれなくなるのは事実。原因としては、加齢による体内時計の変化、ノンレム睡眠が浅くなる、などがあげられます。しかし、日中にウトウトしたり、うたた寝したりすることで不足分はしっかりカバーできておりトータルでは十分な睡眠時間がとれているのです。

おわりに

たかが睡眠されど睡眠。
一生のうちの20年ですから、心身ともに健康になれるような上質な睡眠をとりたいものです。

最後に睡眠に関する名言をひとつ。

Sleep is the best meditation.
睡眠は最高の瞑想である(ダライ・ラマ14世)

 

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